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    着物そのいち。

    着物に出会って広がった楽しみをちょこちょこ書いています。

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    渡邉なおこ

    Author:渡邉なおこ
    着物好き・舞台好きの30代。
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    2014.07
    26
    CM:0

    10:22

    ゆかた会の話が続いておりますが、
    私が舞わせてもらう上方唄「文月」(ふみづき)のこと。

    「7月」を指す言葉です。
    旧暦7月は、新暦(現代)でいうと7月下旬~9月上旬頃ですから、ようするに、暑ーい時期ですね。

    唄の始めと終わりを少しだけ・・・

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

    文月の 星の逢う夜をうらやみて
    残る思いの蛍がり

    団扇の風も袖ふきて
    面白いじゃないかいな

    (略)

    引け四つすぎから 間夫の昼
    きゃしゃんせ

    空 定めなき ひと時雨

    *-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

    七夕、蛍、団扇と、なんとも夏らしいですよね~

    舞う時も、扇ではなく団扇を持って舞います。
    これは稽古用の。(竺仙さんでおまけでもらった団扇です♪)

    0726.jpg

    この唄が描いているのは、
    芸者さんが間夫(恋人)を待っている風景なのだそうです。

    夏の夕暮れに、蚊帳をつり、団扇でふわりと暑さを凌ぎながら、
    はよ来はらへんかな?とそわそわ待っている。
    いつくか日暮れの遊郭を描く言葉が続き、そこへざっとひと時雨。
    雨あがりの空を見上げて涼やかに終わります。

    先生から教えて頂いたことを組み合わせると
    こんなかな~と想像しています。

    0726_hotaru.jpg
    上村松園 「新蛍」
    山種美術館さんでいただいた絵葉書。左下にちっちゃな蛍が光っています。

    上方舞の稽古で教えていただく唄はいつもとても素敵なのですよ~。
    その中でも、この文月は好きだなぁ。

    「日本舞踊曲集成」に解説を見つけたので、せっかくだし読んでみました。

    描かれているのは江戸吉原の風景。
    待乳山や日本堤の土手が歌詞にあるので、元は江戸で作られた曲が大阪の舞台にかかり、
    上方唄に残ったのではないか、とのこと。

    さらに解説の最後に気になる言葉が。
    「傾城の心で舞う」と書かれています。

    ・・・・!

    庶民派の私としては、中堅くらいの(そんなのがあるのか不明ですが)
    親しみやすい芸者さんを勝手に想像していたのです。
    それが、傾城(けいせい)て・・・
    傾城とは「お殿さまが夢中になって城が傾くほどの美女」のことですよ。
    遊郭の中では、太夫など最高位の遊女ですよー!

    えらいこっちゃー!

    今日から心は太夫でお稽古するでありんす。
    ふぁ、ふぁいとー。

    なお

    -------------------------------
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